ちょっとディープな生物の世界

木の枝に生きているカエルをぶっ刺して保存食にするヤツ「モズ」

モズとは?

モズ(Lanius bucephalus)はスズメ目モズ科モズ属に分類される鳥です。日本、中国東部から南部、朝鮮半島、ロシア南東部に分布しています。

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モズは「はえにえ」と呼ばれる保存食を作ります。これは、捕らえた獲物を木の枝に刺したり、木の枝の間に挟みこんだものです。時に獲物が生きている時もあり、ピクピク動きながら枝に刺さっている光景は恐怖そのものです。

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モズのはえにえは主に冬用の保存食として使われます。このはえにえの消費が早いモズほど、繁殖期に魅力的な鳴き声で歌を歌いパートナーをゲットできることがわかっており、歌の魅力を高める栄養食としての役割もあるのではないかと考えられています。

モズの仲間。小さな鳥の死骸を枝に刺しています。

色んな獲物を串刺しにしていきますよ。

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