アルビノとは?
アルビノとは色素合成遺伝子に何らかの異常が起こり(突然変異)、メラニン色素が合成できなくなった個体です。そのため、瞳孔も血管が透けて赤色に見えます。
メラニンは紫外線を吸収し、細胞を守る役割があると言われています。そのため、アルビノの個体は紫外線に弱く、皮膚がんになりやすいと言われています。ヒトの場合は、UVケアなどが必須です。
真っ白な個体としては、アルビノの他に「白化種」と呼ばれるものがあります。白化種とはいわゆる「先祖返り」です。氷河期時代の保護色としての白化の情報が、何らかの要因によって表現型として現れる現象です。一般的に白化種の個体は、目が黒いです。
アルビノの個体の中でも、目が緑色だったり、薄青だったりするものもいるそうです。動画では、アルビノか白化種か判別がつかなったため、中には白化種も混ざっているかもしれません。
それでは見ていきましょう。
こちらのカメはアルビノに加えて、心臓が露出しているという特殊な突然変異種です。最も大事な部分がノーガードというのも、生きるのが大変そうです。
アフリカで見つかった白いキリンです。非常に珍しいそうですよ。
真っ白なカラスです。カラス=黒というイメージが強いので、とても不思議な感じがします。
アストロノータスという観賞魚です。赤目がアルビノを物語っていますね。
アルビノのアフリカツメガエルです。もはやペットの品種として有名ですね。
虫でもアルビノは起こります。真っ白なテントウムシです。
真っ白なオラウータン。特別感がすごいです。
こちらはアルビノのゾウ。そこまで真っ白にはなりませんね。
真っ白なクジラです。めちゃくちゃ目立ちます。
こちらのカンガルーは母親はアルビノですが、子どもは普通の個体です。
アフリカマイマイの体色は黒っぽい色ですが、こちらの個体は白色です。
こんな真っ白なタコは中々見る機会がないですね。
真っ白なヘビ。美しすぎますね!
いかがだったでしょうか。アルビノが神の使いとして畏怖されていた理由がよくわかる気がしますね!