ホウセキゾウムシとは?
ホウセキゾウムシ(Eupholus magnificus)は甲虫目ゾウムシ科に分類される昆虫です。
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Eupholus magnificusは厳密には400種を超えるホウセキゾウムシの1つにすぎません。Eupholus magnificusにあたる和名が存在しないため、通称の「ホウセキゾウムシ」を記しました。ホウセキゾウムシは東南アジア各地に生息していますが、Eupholus magnificusはニューギニアに生息してます。
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ホウセキゾウムシは体長24~28mmほどで、横方向に黒色・紫色(個体によっては青)・緑色の帯が体表にあります。紫色(青色)と緑色のラインは、非常に小さな鱗によって形成されています。
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前胸と脚はメタリックブルーで、その体色はまるでエヴァ初号機のよう。「あつ森」にも登場する美しい昆虫です。
photo by virtualcollections photo by biccamera
この美しさは自然界では目立ちますが、体は硬くて捕食者は食べるのに非常に苦労します。そのため敢えて目立つことで捕食者に「食べない方が良い」とアピールしていると考えられています。一種の警戒色ですね。
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