胃は1200~1600mlの容量がある
胃は食物と胃液を混ぜて攪拌して分解する役目を持ち、また、腸へ送る前の一時的な貯蔵庫でもあります。胃には無数のヒダがあり、伸縮して容量を広げることができます。一般的に胃に入る量は1200~1600mlであると言われてます。
大食い選手の胃はめちゃくちゃ広がる
先天的に非常に特殊な胃を持っており、通常よりも大きな容量となっています。めちゃくちゃ広がります。
胃液は1日に2000ml分泌される
胃に食べ物が入ると、胃粘膜にある細胞が刺激されて胃腺から胃液が分泌されます。この胃液には塩酸が含まれており、食物の構造を分解します。
また、ペプシン(タンパク質分解酵素)やリパーゼ(脂肪分解酵素)も含まれており、物質の結合を切断する働きをなします。これらの酵素は強酸性下でも働くことができるよう、最適phが2.0付近となっています。
胃液には殺菌作用がある
強酸性の胃液は、食べ物の雑菌を殺す働きも持っています。大抵の細菌は胃で死滅しますが、中には赤痢菌のように胃酸に強いものや、ヘリコバクター・ピロリのように胃酸を中和して胃の内部で生息するものもいます。