クロボシツツハムシとは?
クロボシツツハムシは日本に生息する体長4.5~6mmほどの虫です。赤い体に黒い水玉模様があり、見た目はテントウムシに似ていますがハムシの仲間です。
ハムシの仲間は普通は葉に卵を産み付けますが、クロボシツツハムシは自分の糞で卵を包みます。糞に包むことで卵をカモフラージュし見つかりにくくします。孵化した幼虫は自分の糞で家をさらに大きくし、糞の家をまといながら暮らします。
大人になると糞から出ますが、テントウムシそっくりの体になり擬態します。テントウムシは襲われると苦い黄色の汁を出すため、捕食者からは嫌われています。それをクロボシツツハムシは利用しているのです。