アフリカヤドクハムシとは?
アフリカヤドクハムシ(Diamphidia sp)はアフリカに生息するハムシの仲間です。
アフリカヤドクハムシの幼虫にはディアンホトキシンという毒物質が含まれています。血液中に入ると赤血球が破壊され循環麻痺を起こし死に至ります。
小さな動物では即効性がありますが、大きな動物では何日間か経たないと死にません。それでも毒として有益なので、アフリカのある民族は矢に塗って狩りで使用しています。
また、アフリカヤドクハムシの毒は血管に入ったらアウトですが、食べても特に問題はありません。アフリカヤドクハムシ自身は捕食者から自分の身を守れないのにも拘わらず、毒を持っています(なんのために???)。
蛹を乾燥させてタバコにすると幻覚を見るんだそうです。