マルスゾウカブトとは?
マルスゾウカブト(Megasoma mars)は昆虫綱コウチュウ目カブトムシ亜科ゾウカブト属に分類されるカブトムシです。ペルーやブラジルなどに分布しています。
マルスゾウカブトはカブトムシ界最大級の重さを誇る昆虫です。オスの体長は最大個体で130mm、体重は約50gに達します。巨大なカブトムシとして有名なヘラクレスオオカブトでさえ体重は40gほどです。学名は軍神マルスの名からつけられました。
爪が大きくて力強く、樹上で生活しています。闘争心が強く樹液を巡って積極的に戦います。ツノが上向きのため相手を投げるのには使えず、巨体で体当たりをして攻撃します。大抵の敵はその大きさに驚いて逃げ出してしまいます。
成虫になるまで2年ほどかかり、その分に栄養を蓄えて巨大な成虫となります。
軍神でもヘラクレスオオカブトには勝てなかった模様。ツノのリーチが違いすぎ!