ミユビハリモグラとは?
ミユビハリモグラ(Zaglossus bartoni)はカモノハシ目ハリモグラ科に分類される哺乳類です。ニューギニア島西部に生息しています。
ミユビハリモグラは総排出腔を持っており、ウンコとオシッコと卵を同じ穴から出します。総排出腔は哺乳類外の動物(爬虫類、鳥類、両生類…)の特徴で、ミユビハリモグラは非常に原始的な哺乳類だと言えます。
また、ミユビハリモグラは卵を産みます。母親の尻の部分にはポケット状の袋があり、このポケットに卵を産み落とし温めます。孵化した赤ちゃんは母乳で育てます。
ハリモグラの他の仲間は全身が針で覆われていますが、ミユビハリモグラは申し訳程度しか針がありません。それでもやはり針は身を守るために存在しているのでしょう。
予想よりも結構大きい!
針の量が本当にすくないですね