ちょっとディープな生物の世界

針が体から生えていて卵を産む哺乳類「ミユビハリモグラ」

ミユビハリモグラとは?

ミユビハリモグラ(Zaglossus bartoni)はカモノハシ目ハリモグラ科に分類される哺乳類です。ニューギニア島西部に生息しています。

photo by wikipedia.org

ミユビハリモグラは総排出腔を持っており、ウンコとオシッコと卵を同じ穴から出します。総排出腔は哺乳類外の動物(爬虫類、鳥類、両生類…)の特徴で、ミユビハリモグラは非常に原始的な哺乳類だと言えます。

また、ミユビハリモグラは卵を産みます。母親の尻の部分にはポケット状の袋があり、このポケットに卵を産み落とし温めます。孵化した赤ちゃんは母乳で育てます。

ハリモグラの他の仲間は全身が針で覆われていますが、ミユビハリモグラは申し訳程度しか針がありません。それでもやはり針は身を守るために存在しているのでしょう。

予想よりも結構大きい!

針の量が本当にすくないですね

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