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【 BiZiMo光】電話勧誘での光コラボ??契約する前にちゃんと調べよう!【アクセル・ウィズアスネットワーク】

NTTと間違いかねない話し方

ある日、職場に株式会社ウィズアスネットワークから電話がかかってきました。その話しぶりはさもNTTの職員が「連絡」していたかのように錯覚させるようなものでした。jpnumberでは、次のようなコメントも掲載されています。

まるでNTTを装ってプロバイダー料金1500円がなくなります、とかかってきた。料金が変更になるということですか?と聞いても1500円がなくなる、としか言わない。

https://www.jpnumber.com/

ひかりフレッツお使いの方に連絡ですと フレッツかどうかわからないだろうに 契約もしていない知らない会社がなぜ 「連絡」なのでしょう?

https://www.jpnumber.com/

光コラボレーションの件で。

最初に会社名名乗らず。

それ逆に怪しいってwww

https://www.jpnumber.com/

電話の内容は事実…(ただしNTTから委託された業者っぽい口調)

電話の内容は、NTTがプロバイダー料金をいらなくなる方法を実施していおり、プロバイダー料が安くなるというものでした。このこと自体は事実です。

NTTは光回線を他の業者に卸販売を行っており、これを光コラボレーションと呼んでいます。卸販売された業者がプロバイダーサービスも包括していれば、他のプロバイダーを頼む必要はありません。

光コラボレーションの業者(回線+プロバイダー業務)

NTTのフレッツ光(光回線)では、必ずプロバイダーを頼まなければなりません。これは、NTTはプロバイダー業務をすることは法律(日本電信電話株式会社等に関する法律)で禁止されているためです。

NTT(回線)+ プロバイダー業者

電話での説明では、さも自分がNTTの立場であるように感じさせ、プロバイダー料金を必要としない方法があるとの内容でした。しかし、実際に自分がNTTの職員であるとは言及しておらず、「嘘」ではない範囲で話していたのだと思います。

なぜNTTがプロバイダー業務をしてはいけないの?

NTTは元々国営会社であったため、民営化する際に日本電信電話株式会社等に関する法律を定め、回線事業しかできないようにしました。これは、NTTが回線事業以外も行ってしまうと、回線を持っているのはNTTしかないため、プロバイダーとセットで販売など、NTTにとって非常に有利な状況が発生してしまうためです。

株式会社アクセルとウィズアスネットワークの関係とは?

株式会社アクセルが光コラボレーションの事業を行っている会社であり、ウィズアスネットワークは営業販売を行っている別会社です。電話対応は全てウィズアスネットワークが行っています。

なぜNTTの人間だと信じてしまったの?

ここまで読まれた方は、ただ電話をかけられただけでその組織の人間だと信じてしまうとは、なんとアホな人なのだろうと、思われたことでしょう。そう言われれば、その通りなのですが、いくつかのポイントがあります。

①NTTのホームページを見て説明

電話ではNTTのホームページを見るように促され、丁寧に光コラボレーションについて説明をされます。正式なホームページを用いての説明であり、NTTの文章と説明内容に間違いはありませんでした。

ただし、コラボレーション業者が複数いることや、自分自身がコラボレーション業者の一人に過ぎないことは言及されませんでした。

②こちらの情報を調べている

NTTから他の業者に回線の契約を変更するためには、「転用承諾番号」が必要です。ここにはいくつか情報を記入するのですが、ご契約者名なども向こうの指示に従っていれば入力でき、入念に情報を調査しているようでした。

即決はしませんでしたが、管理職と相談したのちに光コラボレーションの契約をすることを決めました。契約の時には、「事業者が株式会社アクセルに代わることを承諾しますか」みたいなことを録音されましたが、必要手続きだろうと思いスルーしてしまいました(アホです)。

あの時の自分に言いたいのは、なぜ「ウィズアスネットワークの名前をネットで調べなかった?????」ということです。ウィズアスネットワーク=NTTの委託業者と考えていた自分には、その発想はありませんでした。

実際に損したの?

実際には私は得をしました。月々600円ほど安くなりました。回線のスピードも、NTTのフレッツ光回線をそのまま卸しているためか、変わらないままでした。サービス内容としては普通です。口コミにもちらほら安くなったとの情報があります。

まあ、900円くらいは安くなりましたよ実際

https://www.jpnumber.com/

また、口コミの中には、「不必要なオプションをつけられた」ともあったため、株式会社アクセルの方に連絡し、契約内容を全て確認しました。その結果、NTT時代と同じ契約内容であることがわかり安心しました。

何が問題なの?

得をしたのに、こんなに嫌な気持ちをさせられることも珍しいです。それには以下のような理由があります。

株式会社アクセルでなくてもよかった。

電話の主がNTTではなくコラボレーション業者の1つであり、他にも選択肢が多くあることを知っていれば、比較検討してから事業者の変更を行ったでしょう。調べてみると、キャッシュバックなどもっと魅力的な特典がある光コラボレーション事業者があります。少なくとも私は、株式会社アクセルという聞いたこともない企業と契約を結ぶことはなかったと思います。

「光コラボレーション事業者さま」及び「お取り扱いサービス」一覧

光コラボレーションの電話営業が来たすべての人へ

自分の反省を込めていくつかポイントを記しておきます。

  1. 光コラボレーションの電話営業はNTT業者を装ってくる(企業名を中々名乗らない)。
  2. 本当にお得になることもあるが、電話営業した業者よりももっと良いサービスの業者があるかもしれない。
  3. 契約にあたっては、必ず書面を要求し、内容を確認する。
  4. 業者名は必ずググってみる。

「NTTから電話が来た」という思い込みが、上記のような正常な思考を妨げます。NTTに確認してみると次のようにおっしゃっていました。

「NTTはサービスのご案内でこちらからお客様へお電話をかけることはございません」

みなさん、光コラボレーションにはくれぐれもお気を付けください…。

5 COMMENTS

匿名

参考になりました いいタイミング で電話がありました

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匿名

このブログ全く関係ない、ただの誹謗中傷になっていますよ
業界同士の汚い争いを撒き散らさないでよいです

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りる

なるほど、そういうことだったのですね。
しつこく電話がかかってきて、あやしいなと思っていました。
情報提供助かります。

ちなみに、NTTを装うために、NTTから変えないでいただきたい、今後もNTTをよろしくお願いいたしますと連呼してきます。
そして、このサービスはNTTから他回線に変えてしまわないように、普段からNTTをご愛顧いただいているお客様に還元したいという試みですと話してきます。
なんとかNTTの職員だと思い込ませたくて、エグい勘違いのさせかたをしてきます。
信用できる会社じゃありませんね。

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藏本智里

私もこれでやられまして、今現在も対応の誠意のなさ(営業電話はひっきりなしでかかってくるのにこちらからの要望は全く梨の礫、折返し連絡させるという言葉だけで待てど暮らせど担当者からは連絡来ず、数ヶ月もう半年になるかな~)その間にも何度か連絡するも着拒否されているのかかからず、違う電話でかけたらやっと繋がったが、担当者は出さず、その他の人間が電話応対、又同じことの繰り返し…解約の約束で話を勧めていた事も、解約になっていなくて、請求書は届きっぱなし…やっとアクセルから電話来たと思ったら、電話番号も解約で良いのか?一度解約したら次必要になっても取れないから…これ以降2週間の間にNTTから解約の確認電話入るがその電話に出なければ一生解約できないからそのつもりでと捨て台詞
それ以来私はスマホを仕事中も肌見放さず持っているがまだかかってこない!!もう2週間はゆうに過ぎてます。

つまりこの会社は横のつながり全く無し、自分の利益のためだけで動く輩だけ!!

契約させるのも今じゃないと安くならないって急かされて、店のOPEN時のどさくさに紛れやられました。

アクセルとウィズ・アス
詐欺まがいなやり方です。

早く縁を切りたい!!

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