ハナヂムシとは?
ハナヂムシはハムシ科に分類される昆虫です。
ハナヂムシは鳥に捕食されると潰される前から、口から「血」を数滴出します。この血とは「血リンパ液」と呼ばれる液体で、血液のように赤い色をしています。このような食べられると出血する反応を「反射出血」と呼びます。
血リンパ液は非常に苦く、ハナヂムシはすぐに吐き出されます。一度ハナヂムシを食べた鳥類はもう二度と食べようとしません。
血リンパ液というと聞きなれませんが、血リンパ液を出す昆虫ではテントウムシなどがいます。テントウムシの血リンパ液は黄色で、触ると脚の関節から分泌されます。
赤いと何かリアルで嫌ですね…。