ちょっとディープな生物の世界

鼻の穴がでかすぎ!なんの動物か困惑させる顔の持ち主「サイガ」

サイガとは?

サイガ (Saiga tatarica) はウシ科サイガ属に分類される生物で、中央アジアに生息しています。

photo by fergananews.com

サイガの最大の特徴はその鼻です。眼のあたりから口先にかけて鼻全体が膨らんでおり、大きな鼻の穴が開いています。この鼻のせいで一体どんな種類の動物なのか一瞬困惑しますが、サイガはウシの仲間です。

photo by cms

サイガのくらす草原は寒く乾燥が厳しいため、外気を直接吸い込むと肺に負担がかかります。鼻の内側は複雑なひだ状になっており、鼻を通過した空気は温められて湿気も加わり、肺に優しい空気となります。

photo by businessinsider

サイガはかつては一億頭存在し、ニガヨモギというキク科の植物を求めて大移動する動物でした。現在は絶滅危惧種に指定されるほどの少なさです。

photo by creativecommons

よく見るとかわいい顔をしているね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です