ちょっとディープな生物の世界

4歳まではオス、5歳からはメスとして生きる「ホッコクアカエビ(アマエビ)」

成長すると性別が変わる

ホッコクアカエビ(アマエビ Pandalus eous)はタラバエビ科に分類されるエビの一種です。ロシア極東、ベーリング海から東太平洋にかけて生息しています。

photo by wikipedia.org

アマエビは生まれて3年ぐらいは性別がありません。4年目ごろになるとアマエビはオスとなり、5~6年目になるとメスへと性転換します。年齢が高くなるのと性転換するのは、体が大きいほど卵をたくさん作れるからだと考えられています。超合理的な生物です。

ちなみに一番おいしいのはメスに性転換する直前のオスなんだそうです。メスになって卵を産み始めると産卵にエネルギーを使って消耗してしまうためです。

お寿司でしか見たことなかったけど、生きている時はこんな姿。

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