植生
植生とはある領域に生育する植物全てのことを指す。樹木がたくさん生育している森林、草が中心の草原、植物がちらほら生育している荒原などに分類することができる。
優占種
その植生の中で大部分を占める植物のことを優占種と呼ぶ。
相観
植生を見て、外観がどのように見えるかを示したものを相観と呼ぶ。相観は優占種によって特徴づけられる。
植生調査
区画法
植生を調査する方法。森林では10m四方の領域にどのような植物が生育しているかを調査する。草原の場合は1m四方である。
被度と頻度
被度は同種の植物が地表を覆っている割合である。被度階級を用いて表す。頻度は、複数の領域で調査した時、各植物が出現する領域の割合である。頻度階級を用いて表す。被度と頻度が大きい植物が優占種であると言える。