鰓の位置によって区別する
サメとエイと言えばどちらも軟骨魚類で原始的な魚のグループです。見分け方は単純で、鰓の位置によって区別します。体の下に鰓がある場合はエイです。
一方、体の側面に鰓がある場合はサメです。
サメの起源の方が古い
サメから分化してサメ亜目とエイ亜目に分かれたと考えられています。4億年前にはすでにサメは存在していました。
http://www.elasmo-research.org/
ぱっと見でわかる場合もある
特徴的な形態としては、サメにはヒレがあり紡錘形です。一方、エイはヒレがなく体全体が平べったい形をしています。
https://www.majordifferences.com/
ぱっと見でわからない場合もある
例えばシノノメサカタザメは頭はエイ、体はサメの形をしています。この魚は、鰓の位置からエイに分類されます。
カスザメはエイにサメの尻尾がつけられたような形をしています。鰓の位置は体の側面の下の方ですが、側面は側面なのでサメに分類されます。
https://tonywu.photoshelter.com/
ノコギリエイもサメっぽいですが、鰓の位置からエイに分類されます。
http://www.edgeofexistence.org/