ちょっとディープな生物の世界

【動画あり】雌雄同体の扁形動物「ヒラムシ」は相手に精子を注入しようと戦いをする

戦いに負けた方がメスになる

扁形動物は平べったい体をしており、口はお腹にあって肛門はないという奇妙極まりない生物です。最も有名な扁形動物はプラナリアで、切っても再生することから様々な本やメディアで扱われています。

扁形動物であるヒラムシも雌雄同体ですが、彼らは交尾の際に面白い行動をとります。彼らは身を寄せてお互いを確認すると、2本の白いペニスを出し、相手に精子を注入しようとします。また、相手からの精子の注入を避ける動きもします。1時間ほどこの行動は続き、最終的に精子を注入された方がメスとなります。

なぜ受精したがらないのか

実際に卵を作り産むということは、生物にとってとてもエネルギーを必要とすることです。一方、オスの方は自分の精子を注入さえしてしまえば、その後は何もしなくとも自分の遺伝子が残っていくことになります。そのため、どの個体もオスになりたいのです。

自分に精子を注入する扁形動物もいる

扁形動物の中には、相手がいないと自分の頭を刺して精子を注入するものもいます。雌雄同体のため、この精子は体内を通って卵と受精し、何事もなく産卵されます。

カタツムリも雌雄同体で、自分の精子で自分の卵を受精させることは可能です。しかし、自然界においては他の個体と交わろうとするため、そのような現象は起こりません。

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