ゲノムサイズの大きい生物・小さい生物

ゲノムとは

ゲノムの定義は「自らの形成・維持するのに必要な最小限の遺伝情報」とされている。ヒトゲノムの塩基対数は30億塩基対(染色体23本分)であるが、体細胞の全塩基対数は60億である。

私たち2倍体の生物は、相同染色体を持ち、ある事柄に関する遺伝子を2組持っている。ゲノムの定義に従うと、どちらか片方のみでも「自らの形成・維持するのに必要な最小限の遺伝情報」と言えるので、2倍体の生物の場合、相同染色体を除いた23本の染色体の塩基対数がヒトゲノムであると言える。

原核生物のような1倍体の生物(相同染色体を持たない)の場合は、全塩基配列がゲノムサイズと言える。

大腸菌

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以下に様々な生物種のゲノムサイズを示すが、ゲノムサイズは生物種の複雑さに厳密には関係していない。例えば、マウスはヒトよりもゲノムサイズは大きい。しかし、一般的に原核生物のような単純な生物ほどゲノムサイズは小さい傾向にある。

ポリカオス・ドゥビウム(アメーバの一種) 6700億塩基対

最大のゲノムサイズを持つ生物として知られているが、現代的な方法で測定されていないため、この数字の扱いには注意しなければならない。

フリチラリア・アッシリアカ(ユリ科の一種) 1700億塩基対

 

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ハイギョの一種 1100億塩基対

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コムギ 170億塩基対

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マウス 33億塩基対

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ヒト 30億塩基対

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ショウジョウバエ 1億8千万塩基対

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大腸菌 400万塩基対

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インフルエンザウィルス(非生物) 1万8千塩基対

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ヒトミトコンドリア(細胞小器官) 1万7千塩基対

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ブタサーコウイルス1(非生物) 1759塩基対

サーコウイルス科(さーこういるすか、英:Family Circoviridae)とはウイルスの分類における1科。そのビリオンは直径 12〜27 nm のエンベロープを持たない球状粒子であり、環状の一本鎖マイナスDNAをゲノムとする。名称は環状(circule conformation)に由来する。複製時に環状二本鎖DNAを形成する。

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ゲノム塩基配列が解析されている生物

ゲノム塩基対数がわかっても、ゲノム塩基配列が決定しないものも多数ある。ゲノム塩基配列が決定したものは1001種で、そのうち真性細菌が912種である(2009年)。真性最近はゲノムサイズも小さいため、解析しやすい。また、研究にも使われるためゲノム塩基配列に需要がある。

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