ちょっとディープな生物の世界

殻がもろくて海底だと割れちゃうから海面に浮かぶようになったヤツ「アサガオガイ」

アサガオガイとは?

アサガオガイ(Janthina janthina)は軟体動物門腹足綱アサガオガイ科に分類される巻き貝です。外洋に生息しています。海外ではムラサキカタツムリと呼ばれることもあります。

アサガオガイの殻は薄くてもろいです。そのためアサガオガイは海底に生活するのではなく、より安全な海面に漂うように進化しました。

photo by projectnoah.org

アサガオガイは足裏から粘膜を分泌し空気を取り込んで泡とします。この泡をたくさん体に付けながらプカプカ海面を浮いています。流されるままなので、強風の後には多数浜辺に打ち上げられることも。

photo by mymodernmet.com

また、アサガオガイの好物は猛毒の持ち主「カツオノエボシ」です。おいしそうにむしゃむしゃ食べます。

あのカツオノエボシを食べる生き物がいるなんて…。

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