ちょっとディープな生物の世界

花に体を突っ込みつぎて全身花粉まみれになるヤツ「レッサーハナナガコウモリ」

レッサーハナナガコウモリとは?

レッサーハナナガコウモリ(Leptonycteris yerbabuenae)は哺乳網コウモリ目ヘラコウモリ科に分類されるコウモリです。北米に生息しています。

レッサーハナナガコウモリは蜜と花粉を主食しているコウモリです。メキシコの蒸留酒、テキーラの原料となるリュウゼツランの花粉を媒介することから、「テキーラコウモリ」とも呼ばれています。

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花粉まみれになりますが、植物の受粉を助けています。
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レッサーハナコウモリは小型のコウモリで、成体の全長は約 8 センチ、体重は 15 ~ 25 グラムほどしかありません。花の季節が終わると、受粉によって生じた果実をコウモリは食べ、種子を糞便と共にまき散らします。

植物にとってレッサーハナナガコウモリは増殖のための良いパートナーなんですね。

鼻についている出っ張りがかわいい。

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