ちょっとディープな生物の世界

目の構造-角膜・虹彩・水晶体・チン小帯・ガラス体・網膜・脈絡膜・強膜・視神経-

眼の構造

人の目は様々なパーツが集合して成り立っている。

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角膜

角膜はレンズを保護するためのカバーの役割を持つ。コンタクトレンズを載せる所である。

虹彩

虹彩は眼に入る光の量を調節する部位であり、明暗調節を行う。穴の部分を瞳孔という。生物によって様々な種類の瞳孔がある。草食動物は横長、肉食は縦長という印象がある。

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sakananekohebiuma

目
http://giphy.com/

瞳孔は虹彩の収縮によって大きさが変化する。

瞳孔
http://coolsciencegifs.tumblr.com/

猫の瞳孔の変化は特に顕著である。

瞳孔2
http://coolsciencegifs.tumblr.com/

水晶体

水晶体は光を屈折させる役割を持つ。透明だが、これも全部細胞でできている。水晶体は網膜に像を結ぶように調節している。像は上下逆になり、脳で再度元に戻される。この機能に疾患があると上下が逆に見えることとなる(上下逆さまに見える女の子)。

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白内障

水晶体が濁ると白内障という病気になり、視野がぼやける。こうなると水晶体を取って、人口のものに代えなければならない。

チン小帯

チン小帯はは繊維状の物質で水晶体と毛様体を結んでいる。毛様体は筋肉(毛様筋)である。近くを見るときは、毛様筋が収縮し、チン小帯がゆるんで水晶体が厚くなる。遠くを見るときは、毛様筋が弛緩し、チン小帯が緊張して水晶体が薄くなる。毛様筋とチン小帯は逆の状態になるというのがミソ。

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ガラス体

タンパク質でできているゼリー状物質。眼球の内部を満たしている。

garasu

網膜

視細胞が分布している膜。特に視細胞が分布しているところを黄斑と呼び、その中心のくぼみを中心窩と呼ぶ。

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脈絡膜と強膜

脈絡膜は暗幕の役割をする黒い膜。強膜は眼球の強度を保つ硬い膜。

myakuraku

視神経

網膜と脳を繋ぐ神経。結構太い。

3 COMMENTS

noriko

はじめまして。
ここに掲載されている目の断面図の画像をお借りする事はできませんか?
私が個人で運営しているねこのブログの中で、結膜炎について書きたいのですが、結膜の位置がより分かりやすく説明したく、この画像を使わせていただけたらと思いメールさせていただきました。
よろしくお願いいたします。

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管理人

コメントありがとうございます。
コメントにありました画像ですが、私が著作者ではないため、引用元サイトさんにお尋ねいただければと思います。何卒宜しくお願い致します。

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