系統-植物界-

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植物の生活環

植物によって生活環が異なる。生活環とは、配偶子(n)接合し、接合子(2n)となるまでにどのような過程を経るかを表したものである。植物では、配偶子を形成して生殖を行う配偶体(n)の世代と、胞子を形成する胞子体(2n)の世代を交互に繰り返す。原始的であるほど配偶体の期間は長い。

配偶体
http://rikanet2.jst.go.jp

コケ植物、シダ植物の生活環はまとめると、下記のようになる。nの期間に細胞分裂して成長することが最大の特徴である。

植物界

陸上で光合成を行うグループ。独立栄養である。コケ植物、シダ植物、種子植物(裸子植物、被子植物)に分類できる。コケ植物とシダ植物の違いについての詳しいまとめは、「コケ植物とシダ植物の違い」を参照。

コケ植物

維管束が未発達であり、造卵器、造精器が発達している。配偶子は、卵細胞精子を形成する。発達した配偶体に胞子体が寄生する。配偶体の期間が長いのが特徴である。

シダ植物

維管束が発達しており、造卵器、造精器が発達している。配偶子は、卵細胞と精子を形成する。根・茎・葉が分化しており、胞子体は配偶体に比べて発達している。

種子植物(裸子植物)

維管束が発達しており、退化した造卵器を持つ。配偶子は卵細胞と精細胞を形成する。根・茎・葉が分化しており、配偶体は胞子体に寄生している。胚珠は裸出している。

種子植物(被子植物)

維管束が発達しており、造卵器、造精器を持たない。配偶子は卵細胞と精細胞を形成する。根・茎・葉が分化しており、配偶体は胞子体に寄生している。胚珠は子房に包まれている。

光合成色素の種類

それぞれが持つ光合成色素は次の通りである。

  • シアノバクテリア、紅藻類:クロロフィルa、フィコシアニン、フィコエリトリン
  • 渦鞭毛藻類、褐藻類、珪藻類:クロロフィルa、クロロフィルc
  • ミドリムシ類、緑藻類、コケ植物、シダ植物、種子植物:クロロフィルa、クロロフィルb
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