白い服の人たちが何回パスをしたかを数える実験
下の動画を見て、白い服を着た人たちが何回パスをしたかを数えてください。数え終わったら、画面をスクロールして下に続く記事を読んでください。
↓解説記事は下にあります。スクロールしてください。
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見えない「ゴリラ」
しっかりと動画を見ていた人は、白いシャツを着た人たちがパスをした回数は15回であることがわかったはずです。しかし、途中で出てきたゴリラには気づいたでしょうか?
なんと、このテストを受けた人のうち、50%はゴリラに気づかないといいます。この実験はダニエル・シモンズとクリストファー・チャブリスによって開発され、このゴリラに気づかない現象を非注意性盲目と名付けました。ヒトの脳では、注目できる対象はごく僅かであり、その他の情報を無視してしまう(盲目になる)というのです。
今回の実験では「白い人たち」に注目していたため、脳内では黒い人たちは不必要な情報として処理されていたと考えられます。面白いですね。
他にもダニエル・シモンズは非注意性盲目の動画をアップしています。…全然変化に気づくことができません。