葉緑体で光合成色素が含まれている袋状のお団子みたいな構造物をチラコイドと呼びます。チラコイドはお団子が積み重なったような構造をしていますが、実際はチラコイド膜が高度に折りたたまれているだけであり、積み重なったお団子のいくつかは繋がっています。
チラコイド膜は層状に重なったグラナ(grana, grana stacking)とよばれる構造を作ります。このグラナ構造は座布団が積み重なっているように見えますが、座布団と違って、一つのグラナのチラコイド膜はつながっているらしいです。
東北大学理学部
また、グラナ(積み重なったお団子)同士もストロマラメラと呼ばれる膜構造で繋がっています。