Rubisucoはカルビンベンソン回路においてCO2を固定する役割を持つ酵素です。光を葉に当てるとRubiscoの活性が上がることが確認されていますが、Rubsico自身が光を感知しているわけではありません。
RubsicoはCO2を固定する際には、活性型複合体Rubisco-CO2-Mg2+を形成します。これを形成する時には2個のH+が放出されます。つまり、Mg2+とH+の濃度を変化させることによって、活性型複合体の形成を促進することができます。光が当たることによって細胞内のMg2+とH+の濃度調整が行われ、Rubiscoが活性化すると考えられています。
Rubisco自身は光によって変化しなくても、周りの状況が変化するんだね。