ちょっとディープな生物の世界

PEPカルボキシラーゼ(PEPC)とルビスコ(Rubisco)の違いとは?

光に依存するのがルビスコ、リン酸化に依存するのがPEPカルボキシラーゼ

ルビスコはカルビンベンソン回路にCO2を取り込む酵素の名称です。ルビスコの活性は光に依存しており、暗い所では働きません。

一方、PEPカルボキシラーゼはC4植物やCAM植物に存在するCO2を取り組んでC4化合物を合成するのに働く酵素の名称です。PEPカルボキシラーゼははリン酸化されることによって活性化します。光に依存しないため、夜でもCO2を取り込むことができます。

PEPカルボキシラーゼはルビスコに比べて低いCO2濃度でも働くことができるよ。

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