ちょっとディープな生物の世界

しわくちゃの構造美がものすごいヤツ「ホシアンズタケ」

ホシアンズタケとは?

ホシアンズタケはタマバリタケ科に分類されるキノコです。アメリカ東部、北アフリカ、ヨーロッパ、アジアに分布し、日本でも見ることができます。丸太や切株に生えています。

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ホシアンズタケは名前の通り、アンズの実が干してしわくちゃになったようなカサを持っています。その特徴的なデコボコは芸術そのもの。引き込まれるような美しさがあります。

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柄にはワイン色の液滴がついているものもあります。この現象は溢液(いつえき)と呼ばれており、余分に吸い上げた水を排出しています。この液滴は非常にくさいのだそう。

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図鑑では食用と書かれており、食べられるものの苦くておいしくありません。食感はシャキシャキしているんだそうです。

若い個体はそこまでしわくちゃになっていません。若いホシアンズタケを生で食べる女性。

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