ウミホタルは甲殻類、ヤコウチュウは原生生物
ウミホタルとヤコウチュウは混同されやすいですが、全く別の生き物です。ウミホタルは甲殻類(エビやカニの仲間)で多細胞ですが、ヤコウチュウは原生生物(単純な単細胞生物)です。
こちらがウミホタルの画像です。ミジンコっぽい姿をしていますね。
一方、こちらがウミホタル、単細胞生物です。分裂しているものもいます。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/f72cef1ef8cdac5ae6ed65289bb904ae.jpg)
大きさはウミホタルが3mm、ヤコウチュウは大きいもので2mmに達し、同じぐらいの大きさです。また、どちらもルシフェリン-ルシフェラーゼ発光によって光り、青い光を発します。しかし、ウミホタルは上唇部から発光物質が体外へ分泌されますが、ヤコウチュウは発光物質が細胞内部で光り、体外へ出ることはありません。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/Noctiluca_scintillans.jpg)
一方、こちらが『ウミホタル』、単細胞生物です。分裂しているものもいます。
→『ヤコウチュウ』かと思います!