ちょっとディープな生物の世界

カンガルーってなんだっけ?樹上でも生活できる「キノボリカンガルー」

キノボリカンガルーとは?

キノボリカンガルー(Dendrolagus matschiei)は哺乳類カンガルー科の属に分類される生物です。カンガルーでありながら木登りをするという特異な習性を持っています。

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カンガルーには約55種がいますが、その中で樹上生活できるのは僅か9種のみです。大多数は陸上で生活しています。

photo by biologiavida

キノボリカンガルーの妊娠期間はわずか 44 日間です。出産後は小さな赤ちゃんは母親の毛皮をよじ登り、袋 に到達します。袋には乳首があり、そこに約 8 か月間滞在します。

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キノボリカンガルーは樹上生活だけではなく、陸上生活も行います。敵が近づくと木から木へ飛び移り、木から地上へ飛び降りたりなど攪乱します。18mの高さから飛んでも平気です。

キノボリカンガルーの中には樹上で寝るものもいれば、地上で寝るものもいます。上手く樹上と地上を使い分けているのですね。

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ぬいぐるみのようなかわいさです。

こちらのキノボリカンガルーはカンガルーっぽさを残していますね。

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