ちょっとディープな生物の世界

タンチョウ(ツル)の頭の赤い所は禿げて表皮が見えているだけ

まさにツルっ禿げ

タンチョウは(Grus japonensis)は鳥綱ツル目ツル科ツル属に分類される鳥です。湿地帯に生息しています。

タンチョウの成鳥は頭のてっぺんが赤いことで知られています。この部分には羽毛はなく、多数の細かい突起で覆われています。この突起の皮膚の血管が透けているため赤く見えるのです。

photo by wikipedia.org

子どもの時は頭は禿げていなく、生後1年ごろから羽毛が抜け始めて2年目には完全に禿げます。タンチョウの世界では、頭が禿げていることが成熟した証であり、繁殖の際は赤い部分が大きくなったりと繁殖行動に役立っていると考えられています。

タンチョウの求愛ダンス。一度つがいになると死ぬまで一緒にいるんだそうですよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です