ちょっとディープな生物の世界

ノルウェーで見つかったノルウェートウヒ(ドイツトウヒ)の樹齢は9550年

ノルウェートウヒとは?

ノルウェートウヒ(Picea abies)はマツ科トウヒ属の針葉樹です。別名でオウシュウトウヒ、ドイツトウヒとも呼ばれています。ヨーロッパ原産の常緑針葉高木で、アルプスなどの山岳地帯や、スカンジナビア半島の北方針葉樹林の主要樹種で、公園や庭園によく植えられています。クリスマスツリーにも使われる馴染み深い木です。

photo by wikipedia.org

2008年にノルウェーで見つかった個体の根の部分の樹齢はは9550年であることが放射性同位体によってわかりました。しかし、この木は9550年を同じ個体で生きたわけではなく、幹が死ねば新しいクローンの個体が発生して幹を覆います。そのため、幹は9550年前からありましたが、今生きているクローン個体は樹齢600年ほどなんだそうです。

それって樹齢9550年って言えるのかな?

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