クサカゲロウとは?
クサカゲロウはアミメカゲロウ目(脈翅目)クサカゲロウ科に分類される昆虫で、世界各地に生息しています。
クサカゲロウのメスは卵を産む前に分泌液を出し、クモの糸のように伸ばします。分泌液は空気に触れると固まり、しなやかな糸になります。メスは尾を使って糸を立ち上がらせ、精一杯伸ばして糸の先に卵を産み付けます。日本では「優曇華の花」と呼ばれ、夏の季語となっています。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/Green_Lacewing_-Eggs_2-990x743-1.jpg)
足場から離れた場所から産むことで、捕食者から食べられないようにしているそうですよ。また、赤ちゃん同士の共食いを避ける効果もあるとのことです。
卵を産んでいるクサカゲロウ、器用ですね。