ロイコクロリジウム(Leucochloridium)とは?
ロイコクロリジウムは吸虫の属の一つで寄生虫です。カタツムリをゾンビ化させる寄生虫として有名です。
この寄生虫の卵は鳥の糞と共に落ちて、カタツムリに食べられます。カタツムリは普段は天敵の鳥に見つからないように日陰に隠れていますが、ロイコクロリジウムに寄生されるとゾンビのようにフラフラと木に登り、目立つ葉っぱの上に移動します。
さらに、ロイコクロリジウムは触覚に移動して伸びたり縮んだりしてイモムシのように振る舞います。カタツムリは鳥に捕食され、ロイコクロリジウムは寄生先を取りに乗り換えることができるのです。
ロイコクロリジウムが触覚内に移動する映像です。うにょうにょ動きまわっています。
イモムシそっくりですね。
複数のロイコクロリジウムに寄生されているカタツムリです。綺麗っちゃ綺麗なんですが…。