フナやコイを刺身で食べてはいけないのはなぜ？

肝吸虫という寄生虫がいるから

肝吸虫とはフナやコイなどの淡水魚に寄生する寄生虫です。肝吸虫はヒトにも寄生し、人の体内に侵入すると胆管に入って成虫となります。成虫は卵を産み、便に含まれた卵が外界へと排出されます。

多数の肝吸虫が寄生すると胆管が詰まったり肝硬変を引き起こしたりします。美食家の北大路魯山人も肝吸虫が引き起こした肝硬変で死亡したと言われています。