仲間の死を悲しむ
今回のテーマは「死を悼む」です。動物の中には、明らかに仲間の死を悼むうな行動をとるものもいます。特にゾウは仲間の死体を取り囲み、その死を悼むかのような行動をとることで有名です。最近の研究ではゾウ以外の動物にも仲間の死を悼む行動が見られることが明らかになりました。
様々な死への向き合い方を見てみましょう。
ゾウは死体を見つけると、同じグループの個体でなくても囲み、死を悼むような行動をとります。
死んでしまった子どものカバを浮かせようとしています。息をしてほしいと願っているようです。
クジラが死んだしまった子どもを連れて泳いでいます。
母イルカが死んだ子どもを水中に連れていこうとしています。
凍ってしまった我が子を前に呆然と立ち尽くすコウテイペンギンです。
1頭のチンパンジーの死に、群れの個体が集まっています。何を感じているのでしょうか。
父親の死体にそっと寄り添う子ゴリラです。
彼らも身を裂かれるような悲しみを感じているのでしょうね…。