ちょっとディープな生物の世界

【授業案】細胞を観察しよう

目的

様々な細胞を観察し、細胞のイメージを養う。また、同時に顕微鏡の使い方を習得する。

準備

オオカナダモ、チューリップなどの花弁、ムラサキツユクサの雄しべの毛、オタマジャクシの血流、頬内側の細胞、ゾウリムシ

発題

17C、ロバートフックの細胞発見。19Cシュライデンが食部細胞、シュワンが動物細胞を発見。そして細胞説を提唱。17Cの人々が驚愕した細胞世界を見てみよう。

※同時に顕微鏡の仕組み、分解能、種類について解説する。

展開

細胞と一口にいえども、様々な種類がある。それぞれの細胞にはどのような違いがあるだろうか。共通点と、相違点をまとめる。その際、二人一組で1台の顕微鏡を使って話し合うことができるようにする。また、デジタルカメラでその都度、顕微鏡画像を撮影できたらなお良い。

共有

それぞれの細胞の比較によって得られた情報をまとめる。次のような情報が出てくるだろう。

  1. 植物細胞の方が、動物細胞よりも大きいものがある。
  2. ゾウリムシの細胞は、動き回っている。
  3. 植物細胞には葉緑体があるものもある。
  4. オオカナダモの植物細胞は四角であり、整列している。
  5. 植物の細胞は色がついているものがある。
  6. ゾウリムシは動き回ることができる(繊毛がある)。

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