ちょっとディープな生物の世界

【閲覧注意】大量のガラガラヘビの殺戮ショー「ガラガラヘビ狩り」がやばい!

ガラガラヘビ狩り(Rattlesnake round-ups)とは?

ガラガラヘビ狩りはアメリカで開催されているフェスティバルです。野生捕獲された大量のガラガラヘビが大衆の前で屠られます。round-upsとは駆り集めるという意味で、根こそぎ狩ってしまおうという趣旨です。フェス名が日本語にまだ翻訳されていないため、「ガラガラヘビ狩り」としておきました。

子どもも解体に参加できますよ!

ガラガラヘビ狩りの目的

開催された当初(20世紀)には純粋に興奮のためと害獣駆除のために実施されました。現在では、ガラガラヘビの生物学的知識、安全性に関する情報を提供することを目的としていますが、安全でない取り扱い技術を実証し、神話的なヘビに関する情報を流布するなどのことも行われているそうです。

実際、ガラガラヘビは有毒のヘビですから駆除をする必要性はあると思います。

1958年以来毎年3月中旬に開催されるこのイベントは現在年間約30,000人の訪問者を魅了していますが、2006年には州のガラガラヘビの個体数の1%が捕獲されたと言われています。

経済効果がすごい!

このイベントは数千人の観光客を魅了し、小さな町に数十万ドルの収入をもたらします。ある時には経済的影響は500万ドルを超えると推定されていました。ヘビの採集者は、イベントでヘビを売って大きな利益を上げることもできます。

乱獲・動物虐待の問題

一部のガラガラヘビの個体数が急激に減少する恐れが指摘されています。このフェスティバルのために野生のガラガラヘビが10万匹単位で取り除かれるため、現にシンリンガラガラヘビの個体数の激減が危惧されています。

また、動物の屠殺をショーとして行っていることに、動物虐待の観点から問題があります。一部の州ではガラガラヘビの殺害は止め、別のエンターテインメントとして移行している所もあります。

2020年の様子です!このフェスでは解体はまだ実施しているようですね。

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