パンダは肉食もする雑食動物
パンダは食肉目クマ科に分類される動物で、肉食を行います。草食動物は腸の長さが植物の消化のために20~25倍はありますが、パンダの場合は4倍しかありません。体の構造的に草食動物ではないのです。
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実際にササやタケを食べても、その重量の80%を糞として出しています。殆ど消化できていないことがわかります。ちなみにパンダの糞の匂いは植物性の香りなんだそうです。
なぜササやタケを食べているの?
パンダは競争を避けて中国の山岳地帯の奥地へと生息場所を変えていきましたが、そこで1年中摂取できることが食べ物はササやタケのみでした。その環境に適応できたのが、現在生息しているジャイアントパンダです。
セルロース消化酵素は作れないから腸内細菌に分解してもらう
セルロースを分解するのにはそれ専用の酵素が必要です。ヒトはその酵素を持っていないがために、セルロースは分解できなく、植物繊維として排出しています。パンダもセルロースを分解する酵素は持っていないのですが、セルロースを分解する腸内細菌を飼うことによってこの課題は克服したそうです。実際に、パンダの腸内からセルロースを分解する細菌が13種類発見され話題になりました。しかし、分解の効率が悪いため、一日のうちの55%の時間は採食に費やしています。
パンダが子羊を食べてニュースになったこともある
2013年2月26日に「四川省で野生パンダが民家侵入 仔羊を盗み食い」との情報がニュースサイトが流れたことがあります。一般人にしてみれば衝撃的なニュースですが、専門家によると「不思議ではない」とのことです。
So cute!
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