トキソプラズマとは?
トキソプラズマはネコを最終宿主として寄生する原生生物(単純な単細胞生物)です。中間宿主はヒト、ウシ、ネズミなど殆どすべての哺乳類や鳥類です。殆どどこにでも存在し、日本でも10%の人が感染しています。
ネコの糞からネズミへと寄生したトキソプラズマはシスト(嚢子)と呼ばれる固い殻で包んだ多数のトキソプラズマが集合した構造物を作ります。ネズミがネコに食べらると、破れたシストからトキソプラズマがネコの腸に侵入し、増殖して糞と一緒に外部へ出ます。
トキソプラズマに感染したネズミはネコを恐れにくくなり、ネコの尿に引きつけらえるようになると言います。
また人間の行動をも操っている可能性があると言います。トキソプラズマ恐るべし。
トキソプラズマに感染した人は交通事故に遭う確率が2倍以上高まるが、これはトキソプラズマが反応時間を遅くするためだとフレグル氏は考えている。さらに、感染者は統合失調症を発症しやすくなるという。
生きているトキソプラズマの映像です。うねうねうねうね。