シカゴ市長から天皇にプレゼントされたのが始まり
ブルーギルは北米原産の魚です。フライパンのような形をしているため、パンフィッシュとの愛称も現地ではあります。また、親が卵や稚魚を守ることから、子育て熱心な魚として知られています。
現在では日本各地で繁殖して特定外来生物として指定されているブルーギルですが、元々は1960年に天皇が訪米の際にシカゴ市長から15匹寄贈されたのが始まります。そのままガラスケースで飼育していればよかったものの、水産庁の職員が研究後に静岡県の湖に放流し、日本全国の生態系の破壊者となりました。
当時は外来種への意識が低かったとはいえ、水産庁の専門の職員が率先して生態系を破壊するようなことをしていたとは…残念です!