鳥類の中で最も高い高度で飛ぶ
アネハヅルはツル目ツル科アネハヅル属に分類される鳥です。ツルは全部で15種類いるのですが、その中でも最も小型の種類です。
アネハヅルはヒマラヤ山脈のエベレスト(8848m)を超える渡り鳥です。大型ジャンボ機と同じ飛行高度で飛翔します。そのため、アネハヅルは鳥類の中でも最も高い高度で飛ぶ鳥としても有名です。
アネハヅルはチベット高原など旧北区の温帯域で繁殖し、インド亜大陸や北東アフリカ、中東などで越冬する。日本にもたまにやってきますが、迷ってやってくる程度です。
エベレスト越えは群れで行い、子どもなどが途中で脱落すると引き返して何度もチャレンジします。
途中でイヌワシに襲われることもあります。