鏡を認識できる動物もいる
様々な動物(哺乳類)の前に鏡を置いたらどうなるかという実験です。たいていの動物は映っているものが自分だと認識できずに威嚇などをします。チンパンジーやオラウータンは鏡を認識できるといいます。ちなみに、ヒトは1歳の後半になってようやく鏡を認識できます。(http://yumenavi.info)。
ゴリラが自分自身にパンチしています。シュールです。
オラウータンの額にマークをつけて認識できるかどうかテストしています。マークが自分についているとわかれば、鏡像を理解していると言えます。
テストを成功する動物はごく一部
このような鏡を用いて、鏡像を理解できるかを確かめるテストをミラーテストと呼びます。自己認識(self-awareness)の有無を確かめる手法としては長い歴史を持っていますが、その妥当性は議論の的になっています。
ともかく、鏡像を認識できる動物は、大型類人猿、アジアゾウ、イルカ、シャチ(orca)、カササギ(下画像)など極一部に過ぎません。イヌでもミラーテストは失敗します。
自分の顔に興味津々です。