花芽形成は光を感知するタンパク質であるフィトクロムが関わり、以下の順序で反応が進んでいく。
- 葉のフィトクロムが光をキャッチし、日長条件を感知する。
- 日長条件(長日 or 短日 or 中性)に合えば、葉でフロリゲン(花成ホルモン)が合成される。
- フロリゲンは師管を通り、茎頂分裂組織に到達し、花芽の分化を促進する。
フロリンゲンはシロイヌナズナではFTタンパク質、イネではHd3aタンパク質であり、植物によって物質が異なる。
花芽形成の仕組み。現在ではどの遺伝子がどのように働くのかも解明されている。http://spider.art.coocan.jp/biology2/plantflower.htm