ちょっとディープな生物の世界

花芽形成と温度

花芽形成は光の他に温度の影響も受ける。

春化

秋まきコムギは、花芽形成を抑制する遺伝子が冬の低温にさらされることによって発現されなくなる。つまり、冬を過ぎると、抑制が外れて花芽形成がされるようになる。この現象を春化と呼び、人為的に低温にして春化をすることを春化処理と呼ぶ。 春化処理によって季節に関係なく、作物を育てることができる。

 春化
この植物では気温を人為的に5℃にすることにより春化処理している。http://www.naro.affrc.go.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です