ちょっとディープな生物の世界

高校生物の勉強方法

高校生物を勉強しよう

多くの人に高校生物学を学んでもらいたいと思い、サイトを作成しました。誰でもどこでもアクセス可能な無料WEB参考書を目指しています。

しかし、やみくもに勉強していても無駄に体力も時間も浪費してしまします。高校生物の特徴を理解し、また生物学の持つ特性を把握した上で、勉強に挑んでいきましょう。高校生物は頭の良さを要求する科目ではありません。どちらかと言うと、世界史などに似ていると思います。効率よく勉強すれば、誰でも点数を取ることができる科目です。

イメージを持つ

生物学は画像がたくさんあるから面白いです。文章では全く伝わってこない印象を画像や映像から得ることができます。このサイトではできる限り多くの画像を載せるように心掛けました。私自身も画像・映像を探しながら「こんな形をしているのか!」などと驚くことが多々ありました。脳内に蓄えた豊かなイメージは文字で覚えるよりも遥かに深くニューロン回路に刻まれます。学びながらイメージを持つこと、これは非常に大切です。

RNAポリメラーゼ

 DNAヘリカーゼが2重螺旋構造を解いていくイメージ。とてもメカニックです。

単元同士の繋がりはない

生物学の特徴として、化学や物理で見られるような単元を超えても使う知識は殆どありません。単元ごとに内容はバラバラです。単元が変わると、まるで全く別の引き出しを開いたような感覚に陥ります。これは言ってしまえば、どこから勉強しても良いということです。中々捗らない時は、自分の好きな分野から始めれば良いでしょう。


ひきだし

木ではなく森を見る

ひとつの単元を本当に極めようと思ったら、いくらでも掘り下げることができるでしょう。それほど生物は謎に満ちていますし、驚きに溢れています。しかし、高校生物では全体を網羅することが大切です。勉強に取り掛かる前に、まずはパラパラと教科書を見て見ることをお勧めします。もしくは、このサイトのページを取り合えず全部覗いてみるだけでも良いです。全体のイメージが掴めれば、生物の勉強は驚くほど楽になります。1つ1つに集中してしまうと、途方も無い旅をしている気分になってしまうのです。
 

熱帯雨林

基礎問題集と発展問題集をやり込む

一通り知識を得たら、簡単な問題集を買ってみることを強くお勧めします。生物学を理解する脳回路(INPUT)と、問題を解く脳回路(OUTPUT)は違うことを体験できるでしょう。理解したと思っていても、知識を出力することができない場合が多いです。知識を出力するためには、「理解する努力」同様に、「出力する努力」をしなければなりません。

おすすめ基礎問題集

田部の生物基礎をはじめからていねいに (東進ブックス 名人の授業)

内容がカラーでイラストや図がたくさん掲載されています。入門書の王道と呼べる一冊でしょう。

おすすめ問題集

生物(生物基礎・生物)基礎問題精講 三訂版


解説が非常に丁寧な問題集です。内容は入門よりも一歩進んだものなので、やり甲斐を感じながら進めることができます。 「基礎」問題という題名ですが、かなりの力をこの問題集でつけることができるでしょう。

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