卵巣
卵巣にはろ胞と呼ばれる構造があり、それぞれ1つずつ卵細胞を含んでいる。
卵子は、生まれた時にすでに生涯もちうる卵子の数を有しており、年を減るごとに持っていた分が徐々に減っていくと考えられている。
ろ胞(卵胞)・黄体
ろ胞はろ胞刺激ホルモンの働きによって成熟し、中央に空洞(ろ胞腔)ができ、卵は段々と中央に押しやられて卵丘と呼ばれる構造をつくる。黄体形成ホルモンの働きによって排卵する。排卵したろ胞は黄体となり、退化していく。
排卵
卵はろ胞から放出され、輸卵管の中で受精する。このとき、卵は減数分裂第二分裂の途中にある(第一極体は生じている)。精子の進入によって第二極体が生じ、減数分裂が完了する。ヒトでは28日ごとに1個ずつ放出される。