ケツァルコアトルスとは?
ケツァルコアトルス(Quetzalcoatlus)は翼指竜亜目(プテロダクティルス亜目)アズダルコ上科アズダルコ科に分類される翼竜です。中生代の終わりから白亜紀末の大量絶滅期の直前まで生きていました。
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とんでもなく巨大な翼竜で、翼を広げると翼開長(翼を全開した状態での左右の翼先端間の距離)は10.5mにも達します。一説によると、最大の個体は18mに達していたのではないかとの主張も…しかし、未だ議論の真っ最中のようです。陸にいる間は前脚と後脚を使って立っており、その高さはキリン並みでした。
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/Comparative-sizes-of-Quetzalcoatlus-northropi-25-m-tall-at-shoulder-250-kg-estimated_Q640.jpg)
小型ジェット機ぐらいの体の大きさですが、一方で体重は非常に軽かったと考えられています。骨の内部が空洞になっており、成体でも70kgほどであったと推測されています。
人間との比較画像。こんなん絶対に食べられますわ。
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小型の恐竜を捕食していた可能性も。こわっ!
![](https://manabu-biology.com/wp-content/uploads/2021/05/1024px-Life_restoration_of_a_group_of_giant_azhdarchids_Quetzalcoatlus_northropi_foraging_on_a_Cretaceous_fern_prairie.png)
どうしてこんなに大きくなってしまったん…。