ちょっとディープな生物の世界

足の爪が一本だけめちゃくちゃ長くて危険なヤツ「ヒクイドリ」

ヒクイドリとは?

ヒクイドリ(Casuarius casuarius) は鳥綱ヒクイドリ目ヒクイドリ科ヒクイドリ属に分類される鳥類です。インドネシア、オーストラリア、パプアニューギニアなどに生息しています。

photo by ebird.org

ヒクイドリは飛ぶことができませんが、時速50kmで走ることができます。足の3本の指には鋭い爪が生えており、内側の爪は特に長く12cmに達します。この爪は主に敵突き刺すために使われます。ヒトやイヌなどが刺されて死亡する事件も起こっています。

photo by featuredcreature.com

こんな感じで蹴りをいれてくるんですねぇ。

ヒクイドリはヒトを殺しますが肉食なわけではなく、普段は果実などを食べて生活しています。1日5kgのエサを必要とし、そのために1日20kmも森を歩き回ります。本当は臆病で神経質な性格なんだそうです。

けっこう近くで観察している男性、ハラハラする!

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