ちょっとディープな生物の世界

滑面小胞体と筋小胞体の違いとは?

滑面小胞体が特殊化したものが筋小胞体(つまり同じ)

灰色の部分が筋小胞体 photo by austincc.edu

滑面小胞体は細胞内のカルシウムイオンを調整する働きを持っています。筋肉は細胞内にカルシウムイオンが増えれば収縮するというシステムが持っており、多量のカルシウムイオンをストックする場所が必要となります。その役割を担っているのが滑面小胞体です。

筋肉の滑面小胞体は普通のものとは違いかなり特殊化しており、筋原繊維を取り囲むような構造になっています。形は非常に違いますが、筋小胞体も滑面小胞体の1種です。

滑面小胞体は①脂質の合成と②カルシウムイオン濃度調整の2つの役割があるんだね。

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