ちょっとディープな生物の世界

真っ白な果実に真っ赤な種!アルビノにしか見えないヤツ「パインベリー」

パインベリーとは?

パインベリーは南米原産のチリイチゴ( Fragaria chiloensis )の変異種です。チリイチゴと北アメリカのイチゴ種( Fragaria virginiana)の交配によって生まれました。

photo by biologiavida-oficia

左がチリイチゴで右がアメリカのイチゴ。

パインベリーの起源は1700年頃まで遡りますが、商業的に栽培されるようになったのはつい最近の話です。1700年にもパインベリーは開発されていましたが、2003年に再度チリイチゴと北アメリカのイチゴを交配させ、遺伝子工学は使用せずに開発されました。

photo by ttseeds

パインベリーは見た目は普通のいちごですが、普通のイチゴよりも小さくて真っ白です(動物ではないのでアルビノとは呼びません)。味も香りもパイナップルに近いとされています。

photo by amazon

果実のサイズが小さいので産出量が少なく、高価な果物です。春から夏にかけてが収穫時期です。

photo by hamazon

1 COMMENT

匿名

一回食べてみたいな。売ってるのは見たことないや。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です