発電器官
シビレエイやデンキウナギなどは発電器官を持ち、電気を放出する。発電細胞が直列に配置されており、発電を行うことができる。
発電細胞は筋肉が変化してできたものである。
発光器官
ホタルやウミホタルなどは、発光することができる。この発光には発熱がないため、冷光と呼ばれている。ホタルの発行にはルシフェリンが酸素と結合して、エネルギーの低い酸化ルシフェリンとなる際に余ったエネルギーが光として放出される。この反応にはルシフェラーゼと呼ばれる酵素が用いられている。
色素胞
魚類やイカなどは皮膚に色素胞を持ち、体色を変化させることができる。色素胞内では、色素顆粒の集散が起こっている。
外分泌腺・内分秘腺
外分泌腺は消化腺など、体外へ物質を放出する腺である。排出管を通って分泌物を分泌する(下画像)。一方、内分秘腺は血液にホルモンなどを分泌する。
繊毛と鞭毛
ゾウリムシなどは繊毛を運動させて移動する。ミドリムシや精子は鞭毛を用いて運動する。