人工子宮で育ったウシ
これはすごい技術です。人工の子宮(バイオパック)で牛の胎児が育っています。フィラデルフィアの研究チームが開発しました。
装置は下図のようになっています。
中央には胎児の血管とつながるへその緒の役割を果たす装置が取り付けられ、パック外から栄養や酸素を送ることができます。写真を見てみると、確かに育っていることがわかります。今後は、この個体が安定的に生育できるのかどうかが鍵となってくるでしょう。
将来的にはヒトへも応用化
この技術はヒトへの応用も可能ということです。もちろん、倫理的に通常妊娠を人工の子宮で行うことには問題はありそうです。ただでさえ、生殖ビジネスが過激化し問題が増幅する中で、これ以上はお腹いっぱい感がすごいです。
今は早産児の救命法として有効だと考えられているようです。有効に使われることを願っています。
背徳感あります。